空き家を問題化にしないためにも、
お隣との境界線を決めることが大切です。
不動産の売買をする場合、売主はお隣との境界確定をします。
買主としては、境界が曖昧な不動産ってリスクも買うことになりますからね。
境界確定をしないリスクとしては
1 お隣とのトラブル
昔は、お隣との境界線は
「このブロック塀からが我が家ね」など、口約束で決めることが多かったそうです。
しかし、世代交代し子どもの代になった時、その口約束が伝わってなかった場合、境界線があやふやになってしまいます。
わずか、5センチの差で争うこともあるようです。
2 お隣が空き家・所在不明
自宅を売却するために、境界確定をする際、お隣さんにも立ち会ってもらう等の協力が必要です。ところが、お隣が空き家だったり、登記簿の名前が亡くなった人のままだったりで、連絡がつかない。こうなってしまうと、自宅の売却が困難になってしまいます。
親が亡くなって空き家になった実家を相続した子ども達が
いらぬ苦労をしないためにも、
お隣との境界を確定しておきましょう。
※「生前測量」を提唱している「おさだ土地家屋調査士事務所」