15名の参加者で、中には遠方の新潟市西区からご参加頂き、
「認知症×相続」の関心の高さを伺えました。
相続手続きで
「生前に保険内容を確認しておけば、相続税がかからなかったのに~」
とか、
相続準備の相談で
「80代に入る前に遺言書を書いておけば、
家族が泣くことはなかったのに~(80代で認知症発症)」
というご相談が本当に多くあります。
【相続対策は基本は3つ】
1、節税対策
相続税額を減らす対策
2、納税対策
不動産、未上場株など流動性の低い資産が多い場合、納税のための資金を準備しておく対策
3、分割対策
資産の分割方法をあらかじめ決めておくことで、家族間紛争、資産凍結、資産放置を予防する対策
1、2は、相続税が課税される方に有効ですし、
3、は全ての方々に必要な対策です。
ところが、財産の所有者が認知症になると、相続対策は困難になります。
公的資料によると
85-89歳の認知症有病率は、41.4%
(首相官邸HP PDF資料より)
認知症でなくとも80代を超えると判断能力が低下するため、
相続対策が難しい状態になります。
このことを知って頂き、ぜひ、70代までに対策をして頂ければと思います。