以下の内容でセミナーを開催しました。
1 空き家の何が問題なのか(国の資料より)
2 空き家事例
3 空き家へ向かう階段
4 『空き家対策』 と 『介護』 の関係
5 『空き家対策』 と 『介護』 を一緒に考える
【3 空き家へ向かう階段】
私が、相続などで関わる空き家では、以下の図のような流れが多くあります。
一度空き家になると、長期化します。
空き家が長期化すると、劣化が早まる等してしまいます。
すると、なかなか処分ができない、ということになります。
だから、『事前対策』をお薦めしています。
「事前対策のタイミングは、介護を一緒に考えると良い」
その理由は、
所有者である高齢者に介護が必要になると、
判断能力が低下しやすくなります(認知症でなくても)
このため、所有者が介護施設へ移住 ⇒ 空き家化
となりやすいのです。
このため、
介護は、どこで・誰がおこなうのか、を考えることと同時に
空き家の処分も一緒に考えるべきなのです。
介護と空き家対策への備えとして、
① 後見制度
② 家族信託
があります。
【家族信託の活用方法】
家族信託や後見制度の比較から
介護と空き家対策について解説をいたしました。
今後も、相続カフェでは空き家対策に役立つ情報を発信してまいります。